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「何回か無理をして履けば靴が慣れてくる」といった表現を聞きますが、実は靴が慣れるのでなく、足が慣らされてしまうのです。 昔の中国の纏足(てんそく)が極端な例ですが、特に女性のパンプスなどで先が尖がったものは、足前方がその形に合わされて外反母趾の原因になるので要注意です。
では靴選びのヒント5か条をお教えしましょう。
その1:靴選びは4時以降にしましょう。理由は、午後(夕方)になると足が膨張し、足のサイズは朝起きたときよりも大きくなっているので、購入の靴のサイズは「午後」の大きい時のサイズに合わせないと、靴の購入後、靴が窮屈に感じ、足が痛くなる原因になってしまいます。
その2:大きい足のサイズに合わせましょう。足のサイズは人間皆、右と左が違うので、片方の靴だけ箱から取り出して試着して購入するのはやめましょう。両方履いてみないといけません。右左違うサイズでは売ってもらえないので、「大きいほうの足」のサイズに合わせましょう。
その3:足のサイズを毎回測ってもらいましょう。ブランドによってもサイズが違うで、「この靴で24センチのをください」などと、表記のサイズだけを信用して試着せずに買うのはやめましょう。 妊娠中など足がむくんだり、体重が一時的に増えると、足のサイズも変わります。また、年をとると足のサイズも変わります。ですから、毎回「購入ごとに」各足のサイズ、幅を測ってもらってから購入することがベストです。
その4:つま先を点検しましょう。つま先の一番長い指と靴のつま先のスペースは「人差し指一本」程度(1センチから1・5センチ)のゆとりをもたせましょう。
その5:ショッピング中も現実的に冷静に考えましょう。試し履きで履き心地が悪いのは、後でも履き心地はよくなりません。いくらバーゲンで、見た目がいい靴でも、試しに履いて少し歩いてみて、すでに足が痛みそうなのは、後でもっと痛くなるだけです。買った後に後悔しないように、買う前に諦めることも肝心です。
-------------------------------------------------------------------------------- 林美香先生=足病形成手術・足病一般専門医 41丁目メディカルセンター
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